災害時の避難用に避難袋を準備している人は多いと思いますが、犬用避難袋まで準備している人はどのくらいいるのでしょうか?火災や地震の際、避難所生活になる可能性がないとは言えません。愛犬と共にすばやく避難でき、できるだけ避難所での犬の負担を減らせるよう、普段から災害時のことを考えておきましょう。
避難生活の心得
避難所にいるのは犬を好きな人ばかりではないということをまず心に留めておきましょう。におい、吠え声、犬そのものへの恐怖など、犬嫌いな人への配慮を欠かないように細心の注意を払いましょう。一人が配慮を欠いた対応をすれば、犬を連れた避難者全員が同じ目で見られてしまいます。
クレートトレーニングの大切さ
避難所では犬が飼い主と同じ避難場所(体育館や公民館など)に入れてもらえる可能性は低く、犬はクレートに入れて犬だけで他の場所においておかれることが多いでしょう。普段からクレートに入っていることに慣れていれば、犬が吠えたり鳴いたりして周りに迷惑をかけることがないだけでなく、犬自身のストレスも少なくてすみます。
避難用には折りたたみできるケージより、クレートがオススメです。避難所には知らない人や犬がたくさんいます。ケージでは周りが見えるのでワンちゃんは興奮してしまったり怖がったりしてしまいますが、クレートなら周りは見えませんのでワンちゃんは落ち着いていられます。
避難袋の中身
避難時に必要なものはそれぞれ違うでしょうから、工夫して普段から常備しておきましょう。